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COMPLETED

ROYGENT Oyamanishicho

  • 賃貸集合住宅
  • 鉄筋コンクリート造
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東京都板橋区の幹線道路から一本入った閑静な住宅街に建つ共同住宅の計画である。敷地は台形で、その中央に商業地域と第一種中高層住居地域の用途地域境界がまたがっているため、日影規制を丁寧に読み込みながら最適な配置計画を検討した。建物を敷地中央に配置することで、周囲に生じる三角形状の余白空間を有効活用し、駐車場や駐輪場を合理的に配置している。外観は外壁の素材と目地によってリズム感を与え、バルコニーは躯体、ガラス手摺、横ルーバーを外壁の目地ラインと揃え、水平ラインを強調することで一体感のある落ち着いた表情を形成した。街に面するエントランスは庇の下に引き込む構成とし、杉型枠コンクリートの壁が外部から内部へと連続する重厚感のある空間を演出し、風除室から共用部へと一体的につながる計画としている。

DATA

所在地 東京都板橋区
用途 共同住宅
設計期間・監理期間 2020.09-2021.04・2021.05-2022.08
敷地面積 459.56㎡
建築面積 235.33㎡
建蔽率 51.20%
延床面積 1055.18㎡
容積率 202.38%(202.94%)
階数 地下-階、地上6階
構造形式 RC造

水平ラインの一体感のある外観


外壁タイル・コンクリートスラブの目地を揃え、バルコニーの水平ルーバーへと連続させていく。ガラス手摺・横ルーバー・開口部に対しても水平性を意識し丁寧に設定をしていくことで、ファサード全体のリズムを作っていく。伸びやかな水平ラインが外観の一体感を高め、端正で落ち着いた表情のまま周辺の街並みに静かに馴染んでいく。

また、外壁タイルは同色タイルのツヤの差を用いて表情に奥行きを与え、統一感を保ちながらも変化のあるファサードを形成していく。

水平のラインでまとめた一体感のある落ち着いた外観

杉型枠コンクリート壁が連続する重厚感のあるエントランス


街に面するエントランスは外部から内部に連続していく杉型枠コンクリート壁が、庇下から共用部までの連続性を作り、重厚なアプローチ空間を演出していく。間接照明が木目を柔らかく浮かべ、黒い天井とタイル床が陰影を深める。杉型枠コンクリート壁の暖かさが街に対して静かな存在感を放ち、住まいの品格を伝えるエントランスとしての顔となる。

内外が連続するエントランス

杉型枠コンクリートの壁がエントランスから風除室、共用部へとつながっていく

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