分譲マンション最上階住戸の内装模型スタディ。1/30でつくることで、ディテールのチェックが可能となる。
竹とグレーの2つのキーワードで全体を整理している。
細長い住戸を一本の“背骨”となる廊下で貫き、玄関から個室群、家事・水回り、そして最奥のリビングダイニング、ルーフバルコニーへと奥行きのあるシークエンスをつくることをテーマにしている。水回りと収納を中央に集約して配管・動線を短くし、左右に個室と共用空間を整理して有効面積を最大化。入口側は寝室など静かなゾーン、奥側は家族が集うゾーンとし、廊下と収納がその緩衝帯となって音や視線を調整する。個室は引戸で開閉でき、家族構成に合わせて一体化・分節できるプライバシーにも配慮した可変性を確保。最奥のLDKはダイニングを核に、低い家具と造作ベンチで視線を窓とバルコニーへ導き、採光と通風を住戸全体へ引き込む。白い壁と木質の床を基調に、建具・収納を面で揃えて生活感を抑え、余白のある上質な住環境を目指している。
ダイニングの家具はhaazさんにオーダーし、一点もので製作を行った。
DATA
| 所在地 | 東京都江東区 |
|---|---|
| 用途 | 共同住宅の住戸 |
| 設計期間・監理期間 | 2016.06-2018.03 |
| 延床面積 | 158.90㎡(内装) |
| 階数 | 地上11階 |
| 構造形式 | 鉄筋コンクリート造 |