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ARIAKE PROJECT

  • 賃貸集合住宅
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お台場からほど近く、有明の尖端に位置する敷地の大規模共同住宅計画である。有明の先端に位置しているため敷地の四方が開け、東京湾や商業施設の夜景など眺めの良い場所となっているためロの字型の配置計画とした。建物中央の中庭は都心部への車でのアクセスが予想されるため、機械式駐車場を多数配置し建物中央部を機能部とし、眺めの良い外側に全600戸のコンパクト1LDKで構成される住戸を配置したビジョン部とする配棟計画としている。ファサードは、大きな壁面となるため、ヨーロッパの街並みで特徴的な石造りの連続したパッサージュのように変化とリズムをつけ、壁面が即ち、街並みになるように配慮している。いくつかの統一したモチーフに、デザインの揺らぎを持たせ、厚みを作る技法を使っている。

DATA

所在地 東京都江東区
用途 共同住宅
設計期間・監理期間 2022.07-2022.09
敷地面積 8,890.41㎡
建築面積 4,562.90㎡
建蔽率 51.3%(70%)
延床面積 41,051.96㎡
容積率 299.80%(300%)
階数 地上13階
構造形式 RC造

東京湾と東雲運河に面して開放的なバルコニーを配置したファサード


本計画は、江東区有明の東京湾沿いという開放的なロケーションを最大限に生かし、「都市と湾岸の風景をつなぐ集合住宅」をコンセプトとしている。建物は水平ラインを強調したバルコニーと端正なボリューム構成により、湾岸エリア特有の広がりあるスケール感と呼応する落ち着いた佇まいを形成している。外装はガラス手摺と庇を組み合わせ、光や空、海の色を映し込みながら、時間帯や天候によって表情が変化するファサードを意図した。建物周囲には緑地や歩行者動線を丁寧に配置し、海辺のプロムナードや周辺環境と緩やかにつながる外部空間を創出している。住戸は眺望と採光を重視し、東京湾の水平線を生活の背景として取り込む計画とすることで、都市生活の利便性とリゾートのような開放感を併せ持つ、新しい湾岸居住の在り方を提案している。

 

水景と都市スケールを受け止める湾岸の集合住宅計画


東京湾沿い、江東区有明の先端部に広がる東雲運河と幹線道路の結節点に、共同住宅を「水辺に開く街区の核」として計画した。住棟は運河に沿って長辺を伸ばし、角を折りながら連続バルコニーで水面の眺望を受け止める。道路側はセットバックした前庭と植栽帯で騒音・排気を緩衝し、車寄せと歩行者入口を整理して街のゲートを形成。水辺側には緑のプロムナードと段状の外部空間を連続させ、橋梁や周辺街区、湾岸遊歩道へ回遊できる歩行者・自転車動線を強化する。住棟の足元はピロティやガラス張りとし、運河側の緑地と道路側歩道を横断的につなぐことで、「抜け」のある街並みをつくる。敷地内の車動線は外周に寄せ、内部は歩行者優先の中庭・コミュニティガーデンとして整備。低層部には共用ラウンジや地域に開く小規模機能を配置し、公開空地と一体でにぎわいを水際へにじませる。さらに地盤のかさ上げや雨水の滞留・浸透を想定し、運河景観と防災性を両立した土地利用コンセプトとしている。

水辺へ連続し街区に開かれた外部空間を編み込む

有明の先端に佇み、都市景観と呼応する湾岸の集合住宅

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