札幌駅前展望テラスを起点に、アカプラと連動してまちの回遊と発見を促す仕掛けである。

アカプラの空中には、電池内蔵型小型LEDを入れた無数の風船型発光体が浮かび、

夜にはゆらめく光の球が幻想的な景観をつくる。

発光体からは情報カードが吊り下がり、「私のオススメしたい場所」が記されている。

QRコードを読み取ると地図上に場所が表示され、来街者を札幌のとっておきのスポットへと誘う。

強風時には風船を回収し展望テラス上部のメッシュ面に集中配置することで、遠方からも認識できる光のテラスとなる。

無風時や土日祝日は再びアカプラ全体に分散させ、

広場一帯を異世界的な光の広場として演出し、日常のまちに新たな体験とつながりを生み出す。

市民一人ひとりのおすすめが光となって共有されることで、駅前から広がる参加型のまちづくりを目指す。
発光する風船におすすめの場所を記したカードを広場にちりばめることで街を活性化する案を提案した。