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WORKLAND Yokohama Harajuku

  • 物販店舗・飲食店
  • 鉄骨造
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ワークランド横浜原宿店は、ロードサイド型店舗の中でも特に「存在感と調和」を両立させた外観構成が特徴的である。建物正面には、縦リブ状のパネルをランダムピッチで配置し、淡いベージュ・ミントグリーン・テラコッタなどのパステルトーンを組み合わせることで、工業的でありながらも温かみのある印象を与えている。

カラーリングは「働く服」を扱う店舗としての堅実さと、地域に開かれた柔らかさを同時に表現している。

夜間の照明演出では、縦リブの陰影を強調するウォールウォッシャー照明が効果的に使われ、昼間とは異なるリズムをファサードに生み出している。照明の色温度を統一しつつ、パネルの凹凸に沿って光が拡散することで、立体的な陰影と素材の質感が際立つ。

「WORKLAND」のサイン部分は建物全体の光構成の中に溶け込み、過度な主張を避けつつもブランドを印象づけている全体として、構成要素はシンプルでありながら、カラー・光・立体リズムによって豊かな表情を生み出しており、商業建築におけるデザイン的品位とコストバランスを意図した建築である。

DATA

所在地 神奈川県横浜市
用途 店舗
設計期間・監理期間 2015.3-2015.7・2015.7-2015.10
敷地面積 581.81㎡
建築面積 204.00㎡
建蔽率 53.46%(78.25%)
延床面積 408.00㎡
容積率 95.78%(298.59%)
階数 地上2階
構造形式 鉄骨造

光の縦リズムが際立つナイトファサード

縦リブパネルを照らすウォールウォッシャー照明が、柔らかなグラデーションを生み出し、道路沿いに連続する光のリズムとして都市夜景に溶け込んでいる。

照明演出が際立たせる開放的立面

全面ガラスの立面から内部の照明演出が滲み出し、売場の活気を街へ発信する構成。建築自体がショーケースとなる象徴的外観。

パステルカラーが際立つ柔らかな外観デザイン

パステルトーンをアルデコ調モールディングに施し、光の陰影とともに豊かな表情を生み出している。色彩が街並みにやさしく溶け込みながら、店舗としての存在感を穏やかに主張している。

鉄骨の骨格が導くダイナミックな店内

現し構造が空間の主役となり、照明や什器がそのリズムを引き継ぐ。シンプルながらもダイナミックな構成で、力強いブランドイメージを印象づける。

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